あらゆる場面で企業との接点として顧客はインターネットを利用するようになりました。主導権を持った顧客は価値の無いサイトには興味を示さず企業価値とインターネットと言う窓口が経営の根幹に大きく関わってくるようになりました。

社会に認知された「インターネット」

10数年前、「インターネット」という言葉を知っている人はごく少数でした。まだDoCoMoのi-Modeもなかった時代です。Yahooの株が1億円に到達したのをピークに「IT業界」と呼ばれるインターネット事業に関する企業は未曾有の好景気に沸いていました。

今では簡単に作れそうな20ページ程度の企業サイトの制作を数百万で受注出来たり「HTMLが書ければベンツに乗れる」などと言われていた時代であった事をよく覚えています。

しかし、バブルは簡単にはじけてしまいました。理由は「無知と流行に煽られて多額のコストをかけた結果、何の効果も無かった」からです。

しかし、インターネットの可能性そのものは誰もが確信を持っていました。10年の時間をかけて今やパソコン+インターネットはテレビや携帯電話と同等に必要不可欠な物として社会に認知されています。

インターネットが変えたもの

この10年で企業や学校ではe-mailを使う事が絶対条件となり、情報収集、購買、サービスの利用、ありとあらゆるところでインターネットは利用されるようになりました

インターネットは時間、距離、言語(翻訳サービスなどを利用して)を簡単に解決してくれる非常に便利なインフラです。インターネットが無かった頃は時間や距離の制約によって情報はテレビや雑誌が与えてくれるものを、購買やサービスの利用は自分が行ける範囲のものしか利用出来ませんでした。

今ではblogと呼ばれる簡易更新型のWebサイトや会員制のSNSなどを利用して一個人が企業などと同じ条件で情報発信をするようになりました。オークションで小売店と同じように物販をしている個人もいます

インターネットは時間や距離だけでなく、企業や個人といった立場や存在の大きささえもフラットにして一つのサイト、一つのサービスという「1存在単位」として様々な活動をしています。

インターネットが普及する前と比べ、「1存在単位」同士の距離が非常に近くなった事が最大の変化でした。

影響力が増大したメディア

企業、個人に関わらず何をするにもまず「ネットで検索」という「サーチアクション」はこれからもっと多くなる事が予想されます。

顧客が企業を深く知る最初のメディアとしてほとんどの場合、インターネットを利用するようになりました。結果としてインターネットは企業価値を左右する影響力を持ったと言えます。

1存在単位の同士の距離が限りなく近づいたという事は、より企業価値の本質が重要になったと言えます。そしてインターネット上での存在価値がそのままその企業の価値として認識されるようになりました

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